AWS X-Ray で CloudFront や Lambda@Edge のレイテンシーを計測する方法を教えてください。
困っていた内容
グローバルなサーバレスアプリケーションのレイテンシーを計測しようと考えています。
AWS X-Ray で CloudFront や Lambda@Edge のレイテンシーを計測する方法を教えてください。
どう対応すればいいの?
2022 年 5 月現在で、CloudFront、Lambda@Edge は AWS X-Ray に対応していないため、AWS X-Ray を使用したレイテンシーの計測はできません。
AWS X-Ray と他の AWS のサービスの統合 - AWS X-Ray
エッジ関数に対する制限 - Amazon CloudFront より
AWS X-Ray の使用はサポートされていません。
代替案として、以下のメトリクスによる計測をご検討ください。
- CloudFront の標準ログに含まれる time-taken
標準ログ (アクセスログ) の設定および使用 - Amazon CloudFront より
time-taken
サーバーが、ビューワーのリクエストを受信してからレスポンスの最後のバイトを出力キューに書き込むまでの秒数。サーバーで 1000 分の 1 秒単位まで測定されます (例: 0.082)。ビューワーから見た場合、レスポンス全体を取得する合計所要時間は、ネットワークのレイテンシーと TCP バッファリングにより、この値よりも長くなります。
- Lambda@Edge のメトリクス
CloudFront および Lambda@Edge のメトリクスの表示 - Amazon CloudFront
Four Steps for Debugging your Content Delivery on AWS | Networking & Content Delivery
Lambda@Edge のメトリクスは、CloudFront コンソールから、「モニタリング」→「Lambda@Edge」→ 対象の Lambda@Edge 関数名 → 「メトリクスを表示」で確認できます。